おばあちゃんの知恵袋♪その10・生まれてくれてありがとう・誕生の記憶

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誕生した時の記憶を持っている子や、生まれる前の記憶のある子供が、時々いるのですが、ご存じですか?

わたしの場合、我が子からは「忘れた!」と言われちゃったのです。

長女はしゃべり始めるのが早かったので、いつ聞いたら良いかしら?と思っているうちに、3歳頃になってしまって。

でも、忘れた、なんですよね。

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わたしの周りには、お子さんから胎内記憶を聞いた方や、生まれる前の記憶のあるお子さんも、いたりしました。


たぶん赤ちゃんって覚えているけど、しゃべれないので言えないだけだと思うのです。

そんな話をすると、そう共感してくれる方って、案外多いのです。

けれど先日、知人と話していたら、彼女は、全くそんな話は聞いたことがない!と言っていたので、ご存じない方も、信じられない方も、なかにはいらっしゃるかもしれません。



私自身は、中学生の時に、母から言われたのです。

わたしが中学1年と3年の時に、4番めと5番目の弟が生まれたのですが、高校受験のまっただ中でしたし、私は当時は超反抗的な長女でした。

で、母に言ったんですよね。「頼んで生んでもらったワケではないし、こんなに弟が沢山いる長女じゃなくて、一人っ子に生まれたかった」と。

その時に母に言われたのは。

「アナタは覚えていないだろうけど、あなたの魂は、この家を選んで、弟が5人もいる環境を選んで、ウチに生まれて来てくれたのよ」と。


そう、言われたときに、反抗してる私でしたけれど「・・・そう、かもしれない」って思ったんです。

それで、自分が選んでここに来たのだったら、しょうがないか~って、思ったんですよね~。

自分の居場所と云うのか、ポジションというのか、お姉さんの立場は嫌だったんだけど、この時に自分の環境を「受け入れた」時だったのかな、と思うのです。


それから、そういう方面に興味を持ちまして、いろいろと、本を読んだりしていました。

そんな、若かったころ(何十年以上昔です)忘れもしません。

TVの深夜番組で、「誕生を記憶している子供たち」の特集をやったのです。

そして、世界中に、誕生の時の記憶のある子と、そして生まれる前の記憶がある子がいる、という事を紹介していました。

そして、世界中の「生まれる前の記憶」には、2つ共通点がある、と言うのです。

それは、「生まれたい、と思って生まれてきた」ことと、「親を選んで生まれてきた」という事だと言うのでした。

ああ、母が言っていた事は、やっぱり本当だったんだ!と、思ったわけです。


自分の置かれている環境が、どんなモノだったとしても。

自分で選んで、ここに生まれて、地上での経験をしようと思って来たのならば、受け入れるしかないワケで。



そして結婚してからは、我が子が、ワタシと夫とを選んで、この世に来てくださるのならば、何人でもお迎えしようと思っていました。

来てくれたのは、3人でしたけど。

でも、末っ子も後に「よく生きて生まれたね」と産科の医師に言われたりしたお産でしたが、ちゃんと来てくださって、ありがたい事だと思っています。(その時のハナシはこちら



以前近所に住んでいたお友達のお子さんは、幼稚園前くらいまで、しっかり胎内記憶と、そして生まれれる前の記憶があるお子さんでした。

ママが言うには、彼(男の子でした~)は、生まれる前の世界で、班長さんみたいな役割をしていたのだと言っていたそうです。

そして、このママの所に行こうと思っているのに、なかなかママはパパと付き合わなくて、ボクは苦労したんだよ?!と言われたのだそうで。

しかも、実際にそのママはパパと付き合う前に別の方とお付き合いしていたそうで、誰にも話したことがないのに?!と、ビックリされたそうなのです。



また、別の友人は、息子さんに生まれた時のこと、覚えてる?と聞いたら、「ボクと~っても頑張ったんだけど、なかなか出れなくて、そうしたら、ウルトラマンが助けにきてくれたんだ!」と言ったそうなのです。

そして実際、彼を生むとき、なかなか生まれなくて、最後に帝王切開で先生が助け出してくれたのですって。



孫娘には、以前ママが聞いたら、「お兄ちゃんと約束して来た」と言っていたようです。

先日、もう5歳だから、忘れているだろうと思ったのですが、ちょっと彼女に聞いてみたのです。

そうしたら、「覚えてるよ」と言うんですよね。

半分、物語が混ざっているような感じで、なが~いお話をしてくれました。


でも、とにかくお兄ちゃんと約束して、先にお兄ちゃんがママのお腹に行ったそうです。

とても狭くて大変だったから、お兄ちゃんが広げてくれたそうで。

(実際に、とてもママのお腹は狭くて二人とも、あまり大きくなれず、でも下の子のお産はとても楽で速かったんです)

で、彼女の話では、生れる前は、卵みたいで目が見えない子もいるけど、彼女たちは眼が見えて進めた?のだそうな。

でも、もう一度って、戻される子もいたんですって。

そして、ながーい滑り台でママのお腹に入ったとも言っていました。


産婦人科の池川明先生という方の書いた「子供は親を選んで生まれてくる」という本があるのですが、そこには、誕生の記憶、誕生前の記憶のある子のことなどが載っています。

たしか、その中の子供たちの記憶にも、滑り台でママのお腹に入った、と何人かのお子さんが言っていたので、あら、同じだわ、と思ったのでした。



まぁ、これがホントなのかどうかは、確かめるすべはありません。

けれど、地上の言葉で表現するのは難しいにせよ、きっと、何か大人にはわからない、そういう事があって、この世に、特にお母さんを選んで生まれてきてくれるらしいのだと、私は信じています。

この世には、目には見えない「真実」が沢山あるとは思うので。

そして、見えないものを信じられたら、有難いことだなぁと思うのです。

★自分のいのちは、偶然の産物ではなくて、ちゃんと「自分で選んで」「ワケがあって」ここに生きている。

★そして子供のいのちが、「わざわざここに」「自分を選んで生まれて来てくれた」

そう、思えた方が、ずっと人生を幸福に、楽しんで生きられるのではないでしょうか。

そして、自分だけではなく、世界中の人々が皆、その人でなければならない「ひとり」なのですもの。

自分の「いのち」をしっかりと受け止められたら、他人のいのちも、大切にすることは出来ると思うのです。


年末のこんな時ですが、途中まで書きかけだったブログを、仕上げようと思いました。

どうぞ、来る年が、世界中の人々にとっても、少しでも明るい、喜びあふれた日々になりますように。

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