かつて、アクリルタワシを愛用していました。洗剤無しでも綺麗になるので。
けれど、アクリル100%で編まれているので、化学繊維はマイクロプラスチックの元だったとわかり、他のものに色々と変えてみました。
上の青文字記事にもある通り、ヘチマがかなり有効でした。
ところが、ネットで「ひのきのたわし」というモノを発見しました。
料理研究家の枝元なほみさんが、推奨されている、ひのきのたわし「へむへむ」というもの。
どのようなご縁なのか、よくわからないけれど、ひのきには樹脂分が多いそうで、薄く削がれたひのきで編んであるたわしは、洗剤要らずです。
防虫、防菌成分も含まれているとのこと。
ひのきの間伐材を利用して作ってあるそうなので、森の環境も護り、洗剤要らずで、海の環境も護り、水の節約にもなる。
そして、天然素材で、マイクロプラスチックも出さないから、二重に海を守るわけですね。
ともかく、使ってためしてみました。
袋から出すと、ひのきの香りがします。
そして、ちょっとゴツいですが、たしかに、油汚れがスッキリ落ちます!
そして、本体そのものもベタベタしないのです。
ただ、この「ひのきのたわし」そのものが触れていないと、油はよく落ちないかもしれません。
どういう事かというと、ザル系やでこぼこ系の油汚れは、ちょっといまひとつかな、という感じです。
でも、お皿など平らで、このひのきのたわしがつるっと拭えるようなモノは、なんとも気持ちよい手触りに落ちてくれます。
そして、お弁当箱やフライパンも、洗剤無しで洗えました。
それから、絞って置いておくだけで、カビて来ないのです。
これは、ヘチマも乾きやすくてカビにくいので、同じでしたが、たぶん、このひのきのたわしは、ヒノキの成分のお陰だと思います。
細かい部分には、ちょっと不向きですが、使い込んでいくと、柔らかくなって来るので、手に馴染みます。
ただ、あくまでも手編みしてある木の皮なので、包丁などの刃で切れてしまうとほどけてきます。
これは、アクリルタワシなどでもありましたけれど、一本が太いので、ほつれ始めるとボロボロになってきちゃいます。
でも、ヘタってきたら、お風呂掃除やシンクの掃除にもOK。
そして、最後には土に還るものですから、そこは自然で良いですよね。
一応、こちらにご紹介しておきます。
「ひのきのたわし」へむへむ。⇐こちらから。CMじゃありません~!
我が家のような大家族で消費が激しい家だと、お高いかなぁとは思いますが。
でも、我が家だけの経済でなくて、海のこと、川のこと、森林のこと、そして手荒れのこと、未来の地球のこと・・・色々考えたら、アリかなと思います。
ヘチマ、今年育ててみたけれど、プランターのせいか?ヘチマにはなりませんでしたし~。(雌花が咲かないんですもん)
去年いただいた大きなヘチマを切って使っていたのが、まだ1かけら残っているので、ヘチマと、この「ひのきのたわし」と、当分は併用して使おうと思います。