以前、こちらでご紹介した「大豆ミート」は手軽で日持ちするので、ノーミート料理にはかかせません。
けれど、我が家の息子くんは、どうも苦手のようです。
SNSのコメントで、豆腐ミートというのを知ったので、こちらも試してみました!
「豆腐ミート」として販売されているものもあるようですが、カンタンに使うには、なんと「冷凍豆腐」なんです。
絹ごしでも、木綿豆腐でも、とにかく普通の豆腐を冷凍しておけばOK!
豆腐の冷凍はNGかと思っていましたが、要は豆腐として使わなければ良いわけです。
賞味期限が来ちゃいそう!という豆腐を冷凍室にそのまま入れて「豆腐ミート」に変身させて使えるなら、こんなに便利な事はありません。
解凍してから、ひき肉のように使うならば、パックごと冷凍しちゃえば大丈夫です。
豆腐ステーキなどのように、形のまま使いたい場合は、冷凍する前にカットしてから冷凍しましょう。
試しに作ってみました
以前どこかで見かけて、豆腐を冷凍してあったので、とりあえず流水で解凍してみました。
パックごと冷凍してあったので、途中でパックから出して水に漬けておきました。
だいたい溶けたら、よく絞ります。
冷凍していない時は、すぐ崩れてしまう豆腐ですが、凍らせたことで、ちょっと高野豆腐に近くなるので、手で絞っても崩れません。
今回は、豆腐ミートボールにしようと思ったので、ギュッと絞って崩しました。
玉ねぎやしいたけなどと一緒にフードプロセッサーで混ぜてみました。
これに、卵と片栗粉を入れて、一口大にして1ミリくらいの油で揚げ焼きにしました。
柔らかめだったので、ほんとはもう少し多めの油で、ちゃんと揚げたらボール型に出来上がりますが、揚げ焼きにしたので、四角っぽくなりました。
豆腐ボールを揚げ焼きにしながら、スペースを空けて人参や椎茸も一緒に炒め、砂糖、醤油、みりんとケチャップを混ぜたタレで絡めてみました。
お皿に出してから、ちょっと残っていたほうれん草も、出したフライパンに入れて火を通して、飾ってみました。
これは、大豆ミートのミートボールよりも、息子にも家族にも好評でした。
今回の豆腐は、絹ごしだったので、冷凍にしても柔らかめでした。
木綿豆腐を凍らせて作った豆腐ミートだったら、もう少ししっかりした生地になると思います。
大きめの豆腐ミートを焼いて、豆腐ステーキにしたり、ナゲットにしたり、色々と使えそうです。
お肉の代わりに、高野豆腐を使った時は、日向臭い感じもあり、食感も我が家では「スポンジみたい」と不評でした。
けれど、自家製冷凍豆腐の豆腐ミートの場合は、そんなにスポンジのような感じは無くて、食べやすかったです。
大豆ミートと豆腐ミート
大豆ミートにも、さまざまな製品がありますが、原材料を見ると、これは何が入っているのかな?と思うものも、無くはありません。
豆腐も、にがりだけでなくて消泡剤が入っていたり、ピンきりではあります。
なので、それぞれよく選んで使ってみると良いかもしれませんね。
薄切り肉っぽく使うには、大豆ミートの薄切りタイプの方が使いやすそうです。
きっと、これからますます製品も増えてくるのではないかと思います。
どちらも、家族の好みや、お料理の内容によって、使い分けてみるのも良いかもしれませんね。
豆腐ミートは、自家製高野豆腐と考えたら、きっと色々な利用方法がありそうな気がするので、これからも色々試してみたいと思っています。