独身の頃、買い込んだ毛糸たちがありまして、使い切れずに毛糸玉のまま約40年残っていました。
いつか編もう!と思っていたこのサマーヤーンですが、ついにチュニックに編み上がりました。
でも、手持ちのモノだけで作品に仕上げるには、ちょっとしたコツが必要なのでご紹介します。
まずは、編み図を探してみましょう
最近は、ネットで編み図も検索できるのですね。
手編みと手芸の情報サイト(こんなサイトもありました)
他にも、色々編み図が出るサイトもあります。こちらから。
また、こちらの編み物サイトで、無料ダウンロードできる編み図のサイトを一覧で載せてくださってありました。(青文字クリックで移動します)
グーグルなどの検索サイトで、「チュニック編み図」とかって検索すると、編み図付きの毛糸も出てきますし、無料の編み図にも遭遇します。
今回はたまたま、そんな編み図を見つけました。
その編み図を、スマホから印刷もして、編んでみることにしました。
ちなみに、プリンターメーカー別のアプリなどをダウンロードしておくと、簡単にスマホから直接印刷が出来るのです~。
手芸屋さんに行けば、編み図のサービスがあることもありますが、インターネットで検索してみるのも、なかなかお手軽ですよ。
ゲージを確認してみましょう
どんなのを編むのか決まったら、次はゲージを確認してみましょう。
編み図に載ってるゲージ、というのは10センチ角を編むのに、何目で何段が必要なのかが載っています。
編み図通りの、糸と針でピッタリのサイズのものを編むならば、そのままの目数で編めます。
けれど、古い糸で、編み図よりサイズを変えたい!なんて時に必要なのはゲージの調節なんですね。
編み図とは、糸の太さや自分の手の癖なども違いますからね~。
そんな時には、編み図にある模様編みなどを、とにかく5センチから10センチ角くらいまで編んでみるわけです。
10センチ角も編むのが大変だったら、5センチ角でもOKです。二倍にすれば良いわけですから。
そして、編み図には横幅は何センチで、丈は何センチとか、も載っていますから、自分に必要なサイズは何目で何段なのか?を計算すれば良いわけです。
私の場合は、横幅を広げないと体のラインが出るのは厳しいし、丈もお尻が隠れなくてはいけません!
そんな時は、自分が着てOKなサイズの洋服の幅などを測ってみておくと良いですね。
襟ぐりや、袖ぐりなどのカーブの減らし目などは、そんなに大きくゲージが違わなければ、編み図のまま利用します。
こだわるならば、ちょっと計算してみるとか、二枚の異なる編み図を混ぜてみるとか、してみましょう。
(襟ぐりのカーブは、こっちのデザイン、袖は、こっちを利用・・・みたいに)
ということで、編んでみました~★
今回編んだサマーヤーンは、40年前のシロモノです。
糸も細かったので、3号のかぎ針と4号の棒針を使用して、作り目も124目スタートでした。
なので、数えるだけでも大人の目には、、見えにくい!
けれど、自分で編んだものには、愛着があります。
ちょっと編み上がるまでに時間はかかりました。(なので、すっかり更新が滞りました~)
肩のはぎ方、脇の綴じ方など、どうやるんだか忘れてしまっていたら、やっぱり「検索」です。
今は、検索すれば編み方を教えてくれるユーチューブも沢山上がっています。
けれど、なんとか40年前のお蔵入りの糸が、陽の目を浴びることができました。
編んでみると、やっぱり楽しいです~!
また、色々と編んでみたくなりました。
まだ、半端な毛糸が少しは残っていますし、以前に編んだものをほどいて編み直してみるのも良さそうですね。
自分で作ったものは、大切にします。
大量生産、大量消費を見直していくことも、これからのエコ生活には必要だと思います。
簡単な小物の編み図も、検索すれば沢山出てきます。
手編みでもクラフトでも、なにか手作りに、チャレンジしてみませんか?!