クラフトバンドでカゴバックをつくりましょう

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再生紙で出来ているクラフトバンドは、切ったり割いたり、ボンドで止めたりできます。

紙製ですが、耐久性もあって軽いので、これから使える夏のかごバックを、作ってみてはいかがでしょうか。

好きなサイズで作れますし、凝らなければ、案外短時間で出来上がります。

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クラフトバンドは、手芸店や100均、ネットの紙紐メーカーなど、色々なところで手に入ります。

本も沢山出版されていますし、教室などもあるようです。


ちゃんと学ぶと、色々な編み方、作り方もあり、素敵なものが出来上がります。

基本的な作り方さえ知っていれば、ちょっとしたカゴバックは作れますので、ご紹介します。


かごバックの作り方

先ず、作るかごバックのサイズを決めます。

今回は、ちょっと出る時に、財布や携帯、メモなどが入る、小ぶりのものを作ってみました。


出来上がりサイズは横幅31センチ、高さ28センチ、厚み7センチでした。

この位のカゴバッグを作るには、クラフトバンドが15メートルくらい必要です。

底のサイズは30×6センチで、組んでみました。


まず、クラフトバンドをバッグのサイズに切ります。

大抵のクラフトバンドは、12~16本の細い紐が合わさって1本のテープになっています。

これを、テレホンカードやPPバンドなどを使って4本どり、6本どりなどに裂いて使います。

今回は、底用の横紐A)を6本どりで30センチの長さにします。

A)は6本どりの、30センチを3本。

底の横紐で、A)紐の両側に置き、高さ部分にも立ち上げるB)紐を、6本どりで準備しましょう。

B)=(底長さ30センチ)+(高さ部分25センチ×2)+(折り込み部分5×2)で

B)は6本どり90センチを4本。

c)は、両端の始末に使う押さえ用の短い分で、底の縦(厚み)のサイズなので、6本どり7センチを2本。

(なかなか画像編集が難しいです)

縦の骨組みになっていく部分のD)は

D)=(高さ部分25センチ×2)+底厚み7センチ+(折り込み部分5×2)です。

D)は67センチ、これを13本。6本どりで13本切ります。


これで、骨組み部分のクラフトバンドが用意できました。

この後、必要なのは、胴体を巻いていく部分と、持ち手、開け口の補強の分です。

巻いていく分は、3本どりで長さが足りなければ、ボンドで止めて継ぎ足しながら巻いていきます。

持ち手は、手芸屋などで出来ているものを買ってつけても良いし、自分で長さを好きに測って作っても良いのです。

後ろの2つは巻いて持ち手を作ってありますが、右後ろのものは、留め具だけ市販のものを使用。左前の黒の持ち手は、四本どりの紐を四本で四つ組にして丸紐のように編み、右前の黒バッグは、市販の持ち手を付けてあります。

ちなみに右側の2つのかごバッグは、10年以上前に作ったもので、生成り色のものは、元の色より濃くなって形は少し崩れていますが、問題なく使えます。

底部分の組み方

先ず、真ん中を止めます。

底部分の短い方、A)を半分に折って印をつけます。

そして、縦紐のD)も1本半分にして印をつけておきます。

この長い方のD)の印の上に木工ボンドをつけて、A)の印部分と水平に重ねて十文字に貼ります。

ノートでも新聞紙でも、何か四角いものをはかりにして、直角になるようにすると良いです。


A)の短いのを真ん中にして、上側に長いB)・A)・B)が上下互い違いになるように止め、下も同じように、長いのと短いの、長いのをD)の縦紐に、ボンドで互い違いになるように止めていきます。

そして、次にD)の縦紐を、また互い違いになるように、右側に6本(写真は5本になっていますが)差し込み、左側にも6本差し込みます。

左右の一番端を、ボンドで止めて、7センチに切ったC)を両端に、しっかりボンドで止めます。

そして、D)と、A)の紐を底の四角い部分でしっかり折って、立ち上げます。

キワに定規などを当てて、しっかり折って立ち上げましょう。


いよいよカゴに編んでいきます

胴体の部分は、3本どりでぐるぐると縦紐が交互に表裏になるように、編んでいきます。

が、ここで、縦紐が偶数本だと、二段目も表裏が一緒になってしまいます。

縦紐をどこかに1本足す方法もありますが、今回は、3本どりの編み紐を2本で、追いかけて編んでみました。

これが難しい場合は、一周したら、次の目を表表にして、一段ずつずらしていきましょう。

編み目が、斜めの模様になっていくようにすると、綺麗にできます。


今回は、まず目立たないように、端の縦紐部分と、次の縦紐部分にボンドをつけて、2本の編み紐をそれぞれしっかりつけて、2本で互い違いになるように編んでいきます。

ちょっと色を変えて、太い紐で編んでみました。

太い紐で編むと、上に上がってきてしまって、最初は編みづらいので、洗濯バサミで止めながら編むとやりやすいです。

縦紐ごとに、表裏を互い違いにします。

途中で、飛ばしたりしてる事に気づいたら、はずしてやり直しましょう。

後で直すのは、かなり難しいので、さっさとやり直したほうが得策です。


途中で長さが足りない時は、縦紐で隠れる場所で、綺麗にボンドで貼ってつなぎます。

角の部分、脇の部分の抑え方などで、脇が曲線になってしまいました。

だんだん、外側に広がるように編んでも良いし、まっすぐに箱型に編んでも良いのですが、左右対称になるように気をつけましょう。

今回は、曲線部分から外して、やり直ししてみました。

太い6本どりの別の色を入れる時は、一周ごとにボンドで止めたほうが、綺麗なのですが、今回はグレーに白を継いで、ぐるぐると編んでみました。

高さがちょうど良いくらいになったら、ちょうど一周した所で、縦紐に隠れるようにボンドで止めて切り、上に出ている紐を折り込んで始末していきます。

まずしっかり折って、高さを合わせ、編んだ紐の中に挟み込んでいきます。長過ぎる場合は切ります。


今回の白いバッグの持ち手は、縦紐の残りが長めだったので、2本ずつ残して、長さを足してボンドで止め、上から2本どりの細い紐で、ぐるぐる巻いていきました。

この作り方の持ち手は、倒せないので、倒せる方が良い場合には、輪っかをつける必要があります。
こちらは、輪っか部分を作って、ボンドで止めてから細い紐でぐるぐる巻き、紐の端をボンドでしっかり止めます。その環に持ち手部分を入れて作ってみました。

今回は、こちらの持ち手の紹介をします。

まず、縁の強化のため、中側に12本とりの太いクラフトバンドを一周、しっかりボンドで貼り、洗濯バサミでところどころ止めて付けておきます。

なるべく多めの洗濯バサミで止めた方が良いかも~。

持ち手の作り方

持ち手部分は、9~12本取りくらいにします。

メーカーや製品によって、拠ってある1本の太さが違うので、だいたい6~7ミリの幅が使いやすいように思います。

これを、87センチくらい、2本切ります。

この長さで作ると、ちょっと肩にもかけられるけれど、手持ちにしても長すぎません。

ご自分の使いやすいサイズに調節して作られると良いと思います。

そして、もっと大きいサイズのカゴバックで、重たいものをいつも持つような場合は、2重にすると良いかな?と思います。


ともあれ、87センチに切ったクラフトバンドを、端から3本目と4本目の縦紐の間に、差し込みます。

左側と右側から差込んで、ちょうど2重になるように、先を合わせます。

裏側で端と端がぴったり付くようにしてボンドで止めます。

この時に、自分のちょうど良い長さに調節できます。

2本の持ち手の長さが変わらないように気をつけて。

そして、中側にボンドをつけて、2~3本取りでぐるぐる巻きつけて止めれば、出来上がりです。

ゆるまないように、きっちり巻きつけると、綺麗に出来上がります。


仕上げには、透明ラッカーなどを吹き付けておくと、しっかりしますし、少々の雨などに濡れても大丈夫です。

数年経って、もしも、傷んだりしたら、ボンドで貼ったりして修理もできます。

色が褪せた場合でも、上から色付きのラッカーを塗って変化させる事も可能なので、ぜひ、楽しんでみてください。


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