手作り柚子胡椒に初挑戦してみました!

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「柚子胡椒」って知ってはいましたが、実は我が家では去年初めて、手作りをいただいて食べたのでした。

コショウと言うので、なんとなく塩コショウの、胡椒のイメージだったのですが、唐辛子の事だったのですね。

いただいてみたら、まぁ!なんと、香りもピリ辛も素晴らしく、すっかりハマってしまいました。

で、先日地元の農協で「青唐辛子」と一緒に「青柚子」も売っているのを見て、あれ?今作ってみて良いのね?と気づいたわけなのです。

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それで、実家の青柚子が、どんな具合か見に行ってみました~。

小ぶりではありますが、切ってみたら、果汁もたっぷりで香りも良いのでじゅうぶん使えそうです。


柚子胡椒の作り方を検索してみると、柚子の皮をすりおろす方法、フードプロセッサーにかける方法、色々ありました。

でも、とりあえず、材料としては、柚子の皮と青唐辛子を同量。

そして、全体の二割の塩、それだけで出来そうです。

青唐辛子は、時期が限られるので、見つけた時にGETしないと赤くなってしまいます。


青唐辛子は、素手で料理した後で、顔などを触ったりすると大変な事になる!と聞いていましたので、とりあえず、ゴム手袋を装着。

ひとつひとつ種を取る、というレシピもあるけど、種ごとOKのレシピもあり。

ピーマンなどは、実は種やワタ部分にほとんどの栄養がある、と聞いていたので、固くさえなければ種付きで良いことにしました。

大きめのものだけは、縦に切って少し種をほじってみましたが、種取るの、結構たいへんです。

それで、ヘタとガク部分、目立つ種だけ取って、ざく切りにしてフードプロセッサーにかけました。

その前に計量ですね。今回は青唐辛子2袋で150gほどでしたので、柚子の皮も150g使います。

青柚子さんは、20個くらい取ってきました。

庭の花柚子なので、ちょっとカイガラムシ?がついたりしており、傷のところを取り除いて、皮を剥いてみました。

もし、少ない量で作るならば、皮を剥かずにすりおろした方がやりやすいと思います。

小ぶりな青柚子なので、ほぼ20個全部で150gになりました。
皮が結構硬めなので、細かめに刻んでから、フードプロセッサーにかけます。

青唐辛子が入ったままのフードプロセッサーに、青柚子を投入して、二割の塩、60gも投入します。

フードプロセッサーの容量やパワーにもよりますが、あまり量が少ないと、周りに張り付いてしまって、なかなか細かくならないかもしれません。

混ざりにくい時には、皮を剥いた後の果実を絞って、果汁を少し足します。


今回、青唐辛子150g、青柚子150gで作って、ジャムの小さい瓶に入れたら3~4個分が出来上がりました。

写真の右側の瓶は、かなり小さい瓶を探して、お裾分け用にしてみました。


ただ、出来上がりがこれで正解なのかが、味見をしてみても、辛くてよくわかりません!(笑)

去年いただいたものは、もっと細かくなっていたような気がするので、すりおろして作られたのかもしれません。

そして、日持ちもレシピによって、短いものも、1年くらい大丈夫とあるものもあるので、長期保存には冷凍がおすすめです。

ただ、1週間くらいは、冷蔵庫で熟成させてからの方が辛味がまろやかになるようですし、この2割の塩分のものは1年冷蔵庫保存可能と載っていました。



出来上がりを、ラーメンに入れたり、煮物に入れたりしてみますと、ほんの耳かきひとすくい程度なのに、柚子の香りもたって、ピリ辛も良い具合でした。

去年ハマった夫さまからも、OKサインをいただいたので、我が家はこれで行きたいと思います。



そして、剥いた後の柚子の実も、捨ててはいけません。

少なければ、汁を絞ってはちみつなどを足して、ジュースにするととても美味です~!

そのまま絞った柚子果汁に、少し酢を足して柚子酢として使うも良し、ドレッシングなどに使うも良しなので、冷凍にしておくのも良いですね。


そして、我が家ではいつも柚子ピールを作った時には、絞りカスでジャムにするので、この青柚子でも出来るかな?と試してみました。(青文字クリックで、過去記事「柚子を丸ごと全部使う方法」にジャンプします)

結果は、、柚子が黄色く実るまでお待ち下さい・・(笑)でした。

果汁は絞れるけれど、まだ実が硬いので、中身を刻んでジャムに煮てみても固くて苦いものになってしまいました。

黄色く実った柚子ならば、皮の下の白い部分や、袋の部分もそれほど苦くないのです。

なので、皮はピールに汁はジュースに、残った部分でジャムを、毎年作っています。

これは、柑橘類の種類によるようで、苦くてダメなモノもあるけど、白い部分がゼリー状になって美味なモノもあって、不思議です。



ともあれ、思っていたよりもカンタンに、手作り柚子胡椒を作ってみる事ができました。

もしかして、とっても繊細な舌に方は、種を取ったり、粒子を細かくするのにすり鉢で擦ったりした方が良いかもしれませんが、これはこれで、かなり美味しいです。

また、今回はちょうど青唐辛子と青柚子の時期に作れましたが、黄色い柚子の時は、赤くなった唐辛子で作っても良いようです。

どこかのお土産に、柚子七味、というのがあって、それは乾燥された柚子粉と七味が混ざったものでした。

もともと、夫はこちらにハマっていて、どこかで見つけると必ず買っておりました。

しかも、七味よりは唐辛子だけの一味の方を好んでいたので、まさに、柚子胡椒はドンピシャだったわけですね~。

もしも、お庭に唐辛子が出来ていて、青柚子もあるよ?という方はぜひ、チャレンジされてみてはいかがでしょうか。

我が家ではまたひとつ、季節の楽しみな手仕事が増えました。

実家の柚子がいつまであるかな?という疑問は残りますが、来年はトウガラシを植えてみる?ことも楽しいかな?と思っています。


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