鬼柚子で美味しい柚子ピールを作ろう

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鬼柚子をご存知ですか?獅子柚子とも呼びますが、大きいものは子供の頭ほどの大きさがあります。

白いワタの部分が多い、ブンタンの仲間だそうです。

縁起ものとして飾ったり、お風呂に入れたり、も出来ますが、実はこれ、煮こぼさなくても苦くないしとっても美味しいピールになるのです。

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果実として流通されるよりは、庭などで栽培されている事が多いので、なかなか手に入りにくいかもしれません。

が、関東以西ならば気をつけていると、時々地元の「道の駅」などで販売していたりはするようです。

それに、意識していると「見つかる」ものです。


私も最初は、知人から「あなたなら、なんとか料理にでもできるかと思って」といただいたのが出逢いでした。

その後は、欲しいなぁ、と宇宙にお願いしておくと、忘れたころにやって来てくれます。笑

さて

半分に切ってみると、果肉部分は少しで、黄色い皮の下に分厚い白いワタがありました。

でもきっと、この白いワタも美味しく食べれるに違いないと確信して調べました。



ワタを削いで作るもの、煮こぼすもの、果実は食べない、とあるレシピなどもあったのですが、なるべく全部使いたいと思いました。

そして、とにかく作ってみました。

一度も茹でこぼさずに、とても綺麗な美味しい鬼柚子ピールができました。


鬼柚子ピールの作り方

鬼柚子の皮はでこぼこしているので、タワシなどでよく洗います。

次に半分に切って、果肉部分をくり抜きます。

果肉はそのまま食べても良いですが、少しパサパサしているので、蜂蜜やレモン汁などをかけておくと、美味しくいただけました。

果汁を絞り、煮る時の水分に足しても良いです。

皮は、傷んだりしてる部分を取り除き、白いワタをつけて5ミリ厚さくらいにスライスしておきます。

この皮の重さを量り、皮の6割~8割の砂糖を用意します。

今回は750gだったので、500gの砂糖を、半量250ccの水で煮とかしました。


ここに、刻んだ皮を入れて混ぜ、お皿などを載せてしばらく置きます。

白いワタのはしが、少し透明になってきたら、弱火にかけます。

焦がさないように、時々混ぜながら、水気が無くなるまで煮ます。

白いワタ部分が透明のゼリー状になっています。

このまま、食べても美味しくいただけますが、これをお皿などに広げて、室内で1~2日干します。

あまり乾かしすぎると、固くなるので好みの固さで、仕上げにグラニュー糖をまぶせば出来上がりです。


長期保存をしたい場合は、冷凍してくださいね。


花柚子をピールにするやり方も、過去記事(青文字クリック)に載せてありますので、ご参考になさってください。

柚子の方は、3度くらい茹でこぼさないと苦味がありますが、鬼柚子は茹でこぼさずに大丈夫です。

小さい花ゆずをピールにするよりは、鬼柚子の方が手間はかかりません。

ワタ部分にはポリフェノールがが含まれていて、血流改善、新陳代謝促進などの効果もあるそうです。

難点は、なかなか手に入りにくい、という点ですが、意識してイメージしていると、何故か、ちゃんとやってきます。


ちなみに、果肉と、ちょっと汚れや痛みをとったら半端なサイズになってしまった皮やワタを細かく刻み、ジャムも煮てみました。

煮くずれしにくく、形が残るので、ジャムにする場合は、フードプロセッサーなどで細かくする事をおすすめします。

ジャムはブラウンシュガーで煮たので、ちょっと色が濃くなりました。

もし、硬めな場合は、水を追加してみてくださいね。

鬼柚子も、美味しく食べれる事を知らずにいる方もいらっしゃるようです。

もしも、手に入ったら試してみてくださいね。


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