「グレートリセット」という言葉を聞いたことがありますか?
先日、TVでグレートリセットの特集をやっていました。
世界の状況、地球環境などを世界中の識者が集まって調査した結果、このままでは地球を救えない、いま、何かを変えていく事が必要なために出てきた言葉、だといえると思います。
とりあえず、わたし達は、いま何ができるのでしょうか?
一人ひとりの力は、小さいかもしれません。
けれど、一人が何もしなければ、何も変わらないのも確かだと思います。
NHKスペシャルで、先日この「グレートリセット」の特集をやっていたのを見て、愕然としました。
地球温暖化が、引き返せない状態になるまでの、世界の平均気温上昇が、あともう0.4度しか猶予がないと言うのです。
そして、このままの調子で温暖化が加速すると、それはあと12年ほどで達してしまうという試算が出ていたのです。
もう15年くらい前から、言われてきていた事ではあるのですが、では明確に何をやる事に効果があるのでしょうか?
さすがに、法律が変わったらエコバックを持ち歩くのは当たり前になってきました。
わたし的には、極力自転車を利用したりもしていますが、介護や子守りには、車は必需品ですし、電気自動車に買い換えれる余裕は今のところありません。
結局個人がやれる事には限りがあるのでは?とも思われる方も多いのではないでしょうか。
そんな中で、見た「グレートリセット」では、温暖化を食い止めるための意外な対策をやっていました。
CO2排出量削減ランキングを、各国の学者、識者が検討して出していたのですが、3位と4位が、食生活だったのです。
3位が、食料廃棄の削減、4位が植物性食品を中心にした食生活。
つまり、ノーミート、肉食を減らす食生活が有効だということなのです。
ちなみに1位は「冷媒」、2位が「風力発電(地上)」との事。
これは、個人ではどうにもなりませんが、食生活を変えていくことは、各家庭の、特に主婦の認識で、変えられる事だと思います。
電気自動車の普及は、意外にも26位でした。
こちらのブログでは、ノーミートを推奨してきました。
主婦としては、お肉料理は手軽で安上がりだし、メイン料理として楽ちんです。
けれど、子供や孫世代に、綺麗な地球を残してあげるために、「肉を食べる」習慣を変えることはできないでしょうか?
ひとりひとり、考えてみることが、現代に住むわたしたちの責任であるかもしれません。
ぜひ、どうぞ少しずつでもかまいません。
お肉を減らしたり、ノーミートの日を何日か作る、など、心がけてみませんか?
我が家も、最初は私一人からのスタートでした。
肉は、家族の分にして、自分はダイエットのためにも野菜にしてみました。
だんだん、家族で使う肉の量を減らしてみたり、ノーミートの日を増やしていきました。
そのうち、家族も、肉は大好きではあるけれど、ノーミートメニューでも了解してくれるようになりました。
そして、魚が一切食べれない夫も、これなら美味しそう?!というノーミートのレシピを探してくれるようになりました。
食生活は、毎日のことですから、一人の力でも、集まれば大きなパワーとなります。
こちらのブログでも、美味しく食べれて、メインにも出来るようなノーミートのレシピを、どんどん発信していこうと思います。
世界中の穀物は、全世界の人々が食べるに有り余る量があるのに、世界で9人に1人は飢餓で亡くなっていて、本来草食動物な牛たちを、美味しくするために、穀物を食べさせて
そして、その牛は、豊かな国の人が食べている・・・そんな理不尽をいつか解消できるように。
ぜひ、少しずつでも「肉を食べるのが当たり前」なライフスタイルを、グレートリセットして変換していきましょう。