地球環境を考えると、できるだけプラスチックごみは出したくないですね。
そこで、毎日利用するラップを、何度も洗って使える蜜蝋ラップに替えてみませんか?
蜜蝋には、抗菌、保湿効果があります。
手で温めると、ピタっとくっつき、 食品を直接包んでも大丈夫なのです。
「蜜蝋ラップ」や「布ラップ」「ビーエコラップ」として販売もされています。
けれど、自分の好きな柄や大きさに、手作りする事もできるのです。
意外と簡単に手作りできる蜜蝋ラップ
蜜蝋ラップ作りに必要なものは、まず蜜蝋です。
蜜蝋はオーガニック製品を扱っているお店や、ネット、手芸店や蜂蜜屋さんなどでも手に入ります。
蜜蝋ラップ作りには、ビーズ状のものか、シート状の蜜蝋がおすすめです。
そして、布です。
食品を包みますから、コットン100%がおすすめです。
できればオーガニックコットンが良いですね。
他に蜜蝋ラップ作りに必要なものは、アイロンと、クッキングシートです。
アイロン台と、乾かす場所も必要ですね。
作り方は、次の動画がわかりやすかったです。
汚れが気になる方は、アイロン台に新聞紙を敷いてくださいね。
作りたい布に、蜜蝋をパラパラして、クッキングシートをかぶせてアイロンで溶かせば出来上がりです。
アイロンの温度は、低温(80℃~120℃)で大丈夫です。
蜜蝋ラップの基本的な使い方
蜜蝋ラップは、手の熱で柔らかくなるので、容器にかぶせたら手で温めて密着させます。
洗うときは、水で優しく洗いましょう。
乾きも速いので、繰り返し洗って使えば1年くらいは使用できます。
抗菌、防腐効果がありますので、直接 食品を包んで保存する事もできます 。
ただし、肉、魚や、酸の強いものはNGです。
蜜蝋ラップの使い方注意
蜜蝋は、高温で溶けてしまうので、電子レンジにはかけられません。
おにぎりをそのまま包めますが、熱々のおにぎりはNGです。
熱で溶けますので、お湯で洗うのもNGです。
熱湯消毒なども出来ませんので、魚や肉を直接包むのは避けましょう。
酸の強いものも、蜜蝋が溶けてしまう事があります。
また、冷凍にも向きません。
ご飯を包んで冷凍するには、蜜蝋ラップではなく、濡らしたフキンがおすすめです。
こちらの動画を参考にさせていただきました。
冷凍には、どうしてもプラが必須かと思ってましたが、濡れフキンって目からウロコですね。
まとめ
蜜蝋ラップは、案外簡単に手作りする事ができます。
天然素材のものですから、 使い方には注意も必要です。
使い方の注意としては、熱と酸に弱い、という事を覚えておいてください。
それでも蜜蝋ラップを使うことで、地球環境のために貢献できます。
小さな事かもしれませんが、一人ひとりの行動が、大きな変化を呼ぶのだと思います。