つくしんぼは、春の訪れを感じて良いものですが、その後に出るスギナ。
雑草取りをする時に、このスギナは地下茎でつながっていて、結構な厄介者だと思っていました。
ところが、このスギナには、結構な薬効があるそうなのです。
しかも、案外飲みやすい?!という噂を聞いて、ちょっと試してみることにしました。
そうは言っても、よその庭からスギナを取るわけにもいきません。
道端のものも、犬のなにやらとか、車の排気ガス漬けになっているようなものは、さすがにイヤですよね。
そんな時、ちょうど、玉ねぎ収穫イベントに誘われまして、地元の畑に行きました。
玉ねぎの収穫も、とてもありがたい事でしたが、ちょっと見たら、畑に沢山のスギナが生えているではありませんか。
それで、そのスギナをいただいてまいりました~。
スギナ茶の作り方
摘んできたスギナを、しっかり洗います。
それを、1~2日、外で天日に干します。
私は、干す場所が無かったので、洗濯ネットに入れて、自転車のカゴにひっかけて干してみました。
このままお茶にしても良いそうですが、乾煎りした方が香ばしいかも?と思いました。
それで、キッチンバサミで細かく切り、フライパンで乾煎りしてみました。
あまり長いと、お茶にするのに淹れにくいので、1~2センチに切った方が良さそうです。
焦げてしまうと苦くなりそうなので、どのくらいで仕上げるか?が微妙なところですが、とりあえず、細かい部分が焦げない程度でよしとしました。
空いてるお茶缶が無かったので、瓶などに詰めてみました。
ホントは、職場の方が糖尿だと言われていたので、差し上げようと思ったのですが、カリウムの制限があるそうでNGでした~。
スギナは、ミネラルの宝庫とも言われるくらい、ミネラルが豊富のようです。
が、カリウム制限のある方や、飲みすぎには注意が必要なのですね。
ともあれ、急須で普通に入れて飲んでみました。
思ったほど、青臭くもなく、クセもありません。
さっぱりして飲みやすいです。
どちらかというと、あまり味が無いので、何か他のハーブなどを混ぜて飲むのも良いかもしれません。
スギナ茶にはどんな効果があるのでしょう?
生命力豊富なスギナなので、とにかくミネラル、ビタミンは豊富のようです。
効果としては、利尿作用、デトックス効果。
つまり、むくみの解消や、体内に取り込まれた有害物質の排出にも良いみたいです。
ネットを検索すると、本当ですか?と思うほど、ガン予防、ダイエット効果、生活習慣病予防、アトピーの改善、などなど、あらゆる効果が載っています。
アンチエイジングや、自立神経を整える、血液の浄化・・・と、根拠はどこでしょうか?と思うほどです。
けれど、きっと、毎日少しずつ飲めば(あまり飲みすぎは良くないみたいで1日1~2杯のようです!)それなりに良さそう!
どちらにせよ、ただの厄介な雑草と思っていた認識は、改めた方が良さそうです。
止血やかゆみ止め、咳止め効果、美肌効果もあるようなので、布袋などに入れて、お風呂に入れるのも良いようです。
お茶にして飲んでみて、さっぱりして飲みやすいけれど、苦手!という方は、お風呂に入れてしまえば、無駄無しですね。
お庭などに、安全なスギナが生えているならば、一度は試してみる価値はありそうです。