クリスマスが近づくと、シュトーレンがお店にも並びますね。
見ると、食べたくなっちゃうけれど、パンで焼くのはちょっと大変。
そして、有名店などのシュトーレンって案外高価です。
なので、簡単に出来る、自家製のシュトーレンケーキ、作ってみませんか?
シュトーレンは元々はドイツのお菓子で、キリストの生誕祭であるクリスマスを待ちながら、毎日少しずつ食べる日持ちのするパンのことだそうです。
けれど、そこまで厳密に考えて食べるわけでもないので、食べたいときに、手軽に作ってみるのはいかがでしょうか?
自家製の柚子ピール(柚子ピール作り方などはこちらから)なども入れて作った、以前のノーミートクッキングの動画を編集してみました。
我が家は、すべて鍋で調理していて、オーブンも、レンジも、炊飯器も無いので、オーブンの場合をお見せできません。
が、18センチのケーキ型に流し入れて、180度くらいのオーブンで30分位焼いてもOK。
それに、たぶん炊飯器でもできると思います。
最近の炊飯器じゃなくても、50年前くらい前の、私が子供のころの炊飯器でも、母がケーキを焼いてくれた事がありますから、たぶん大丈夫だと思います。
動画よりも、文字が良い方のために、レシピを載せておきますね。
シュトーレン風ケーキ
【材料】
卵3個 小麦粉100g 砂糖50g ベーキングパウダー小さじ2 サラダ油大さじ1
レーズン ナッツ 乾燥フルーツなど 各50gくらい シナモン、ナツメグ、カルダモンなど
仕上げ用粉砂糖
【作り方】
1.ボウルに卵を割りほぐし、砂糖を入れて混ぜ、粉類もふるい入れてよく混ぜる。(泡立てなくて良い)
2.サラダ油、ナッツ、レーズン、乾燥フルーツなど好みの具を混ぜる。
※りんご、梨、柿などの生のフルーツでもOK、ただし、入れすぎると水っぽくなるので注意。多くても1個くらいまで。
3.底にクッキングシートを敷いた、無水鍋などのフライパンに流し込み(もしくはケーキ型に)蓋をして弱火で30分くらい(180度で30分くらい)焼く。竹串で刺して、何もつかなければ出来上がり。
動画の最後にも載せましたが、ウクライナの人参ケーキ、モルコヴニツェともよく似ています。
上記のレシピに、人参のすりおろしを1本分追加すれば、だいたいOKです。
まあ、細かく見ると、粉や卵の分量が違いますが、どっちでも大丈夫です~。
売り物とは違う、お家で作る、ハンドメイドのケーキですもの。
素朴な味わいで、今日はよく膨らんだとか、ちょっと硬めだったとか、それが飽きずに食べれる家庭料理だと思うのです。
そして、時には、ウクライナの人たちに心を寄せて、平和を願って作ってみるのも良いのではないでしょうか。
混ぜて、焼くだけなので、お子さんと一緒に混ぜ混ぜしても楽しいですね。
ぜひ、気軽にチャレンジしてみてくださいね。